自然とのたわむれ――自然との共生――(2006.2.21)

畑田美智子

私たち日本人は本来自然と共生、自然を愛し畏敬の念を持って接してきました。そのため自然を大切に神とも崇め尊重しておりましたが、いつの頃からか自然より人間の方が優位と感じ、自然を軽視し、破壊し続けました。その結果、自然の調和が崩れ、私たちに恐怖を与えるようになりました。風水害などの天災はその現れなのでしょうか。

 私たちは自然を愛する心を取り戻し、自然と共生することを見直す必要があります。不幸にも、天災に見舞われた人たちは本当にお気の毒です。そこで、私たちは少しでもお互い人間同士助け合いの心を持って生きることが大切だと思います。自然を愛し、人間助け合って生きたいですね。

 自然に対する畏れ、自然の美しさへの感動、自然の不思議への驚き、自然のやさしさに癒されること、私たちはなんと多くの自然との関わりを持っているのでしょう。でも、普段はあまりそのことに気付いていません。当たり前に思っているのです。まず始めに、道端の小さな草花に目を向けてみましょう。よく見ると、とても複雑で美しい形や色をしています。じっと見ていて、飽きることがありません。庭の花や草木も同じです。今まで何気なく見ていたものが意味を持ってくるのです。山や川や滝や海、空や雲や森や草花、鳥や蝶や魚たち、春夏秋冬四季折々の自然。

 私が自然に意味を持って接することが出来るようになったのは、ガラスアートを始めるようになったからでしょうか。それはまさに自然からのメッセージを感じているのかもしれません。大げさに言えば、自然に導かれて作品を作っているのです。ガラスの素材を前にして、イメージすると自然にテーマが浮かび一気に作り始めます。時にはなかなか手に付かないことはありますが、季節が巡り、時季が来ると突然イメージがわき、何かに操られているように作り始めます。自然からのメッセージを感じ、それをガラスに投影することで作品が出来上がっていくのです。


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